身体のメンテナンス

40歳まで体の不調なんて感じたこともありませんでした。

特に「肩こり」「腰痛」などとは無縁の人生を歩んできましたね。

マッサージチェアに座るとくすぐったい位で「世の中の人はなぜみんなあんなものを必要とするのか?」とさえ思っていたんです。

 

 

しかし、40歳の時、ある日突然右肩に違和感を感じました。

その3日後には右肩に痛みが走ります。

腕を上げると激痛が走るんです。

病院に行ったところ「四十肩ですね!」とあっさり言われました。

40歳丁度で四十肩になるなんて・・・

1年ほどで右肩の痛みは消えましたが今度は左肩に同じ痛みが!

右が終わったと思ったら今度は左に「四十肩」です。

この時初めて感じた加齢による体の違和感・・・

42歳からはデスクワークが増えた影響で「肩こり」「腰痛」も感じるようになりました。

草野球を始めたこともあり連日、体の痛みと闘っています。

そんな時はお金で何とか解決するしか忙しい私には選択肢がありません。

有名なストレッチ専門店で毎月2回体をメンテナンスしていただくようにもなりました。

 

その時出会ったのがK君という若いスタッフさんでした。

非常に話し好きですぐに打ち解けました。

お互いの身の上話をしたところ家も近所だったことも分かりました。

また、車に興味があったようでこれをきっかけにうちのお店にもお客さんとして来てくれるようになったんです。

 

そんなある日、K君が今の職場を辞め、個人事業主として独立したい!という相談を受けました。

私は「この今の技術力があればできるんじゃないですか?あとはお客さんをどれだけ捕まえられるか?もちろん私はついていきますけど・・・」と話しました。

その数か月後、彼は独立し個人事業主として動き出したんです。

 

そんなK君はボディーメンテナンスの施術を行うためにサロンを借りていました。

そこに私が出向いて施術をしてもらうことはもちろん可能です。

しかし、仕事がどんどん忙しくなり思うように通えなくもなってきました。

K君とは半年くらい疎遠になってしまったんです。

 

そんな矢先に末っ子がこんなことを言い出しました。

「体の調子が悪い!最後の夏の大会をこの状態でむかえるのは嫌だ!」

そこで私は閃きました!

そうだ!K君を家に呼んでやってもらえばいいんだ!と・・・

しかし冷静に考えたら長男が出て行ったとはいえ、家のリビングで施術をお願いするのは大変です。

末っ子も家族もK君も、もちろん気を使うでしょう。

悩んだ挙句私が出した答えは・・・

「お店でやってしまおう!」でした。

 

 

お店の営業時間は10:00~19:00です。

私は毎日7:30~11:00までいます。

つまり、19:00以降のお店は使いたい放題というわけです。

また、末っ子の部活を終え帰ってくるのが20時頃です。

K君も夜は比較的動きやすいのでこのアイデアはもってこいでした。

 

早速お店での施術をお願いすることが決まったのですが、スペースはあるものの、肝心の施術台がありません。

K君が用意してくれてもいいのですが、今後のことを考えると買ってしまった方が話が早そうです。

カミさんと相談して施術台を購入しました。

 

 

K君には末っ子が大会を迎えるまでの2か月間、毎週1回、合計8回のプログラムを組んでもらいました。

1回8,000円なのでそれなりの金額にはなります。

それでも最後の夏に悔いを残して欲しくないカミさんと私には、必要経費だったんです。

1回目の施術をやってもらって末っ子の体がすぐに良くなりました。

末っ子も「こんなの受けたことがない!もっと早く受けていればよかった!」とK君の技術を絶賛していましたね。

 

今日も閉店後の店内で施術をしてもらっています。

 

 

2人で色々な会話をしながら非常に楽しそうです。

そして気持ちよさそうです。

本当は私が今すぐにでもやってもらいたいところなんですがね。