命日

11月10日は妹の命日です。

 

 

あの日から早いもので17年という月日が経ちました。

妹が亡くなった時、末っ子はまだ1歳にもなっていませんでした。

あれから子供達も大きくなり、弟も家族を持ち、両親はすっかり老け込み・・・

17年という時間の重みを改めて感じるわけです。

 

命日には毎年必ず実家に帰り墓参りをしています。

しかし、今は実家がありません。

実家の土地は幼馴染に売って、両親と弟は埼玉に住んでおります。

命日は一度埼玉に行ってから墓参りに行くのがここ数年のルーティーンとなってもいます。

埼玉の両親と合流しまずは腹ごしらえです。

 

地元では有名な「武蔵野うどん」

 

 

大変おいしくいただきました。

 

 

ここのお店のトイレに素敵な言葉が飾ってあったのでこれもパシャ!

 

 

そのまま墓参りに行って暗くなるまで手を合わせていました。

 

 

その後は昔から通う焼肉屋さんへ!

仕事を終えた弟夫婦と甥っ子、姪っ子も合流です。

そして、川崎に住む長男も駆け付けてくれました。

 

 

実はこの日、私はもう一人大事な人間を誘っていました。

 

 

親友のOです。

 

両親が共働きだったこともあり、生後3か月で保育園へ預けられました。

その時隣のベットにいたのが私より3か月早く生まれたOでした。

その後は保育園・小学校・中学校と一緒に過ごし、お互い家が近いこともあり常に一緒にいる間柄でした。

物心がついた時には一緒にいたわけですから兄弟よりも付き合いが長いことになります。

カミさんをはじめて紹介したのもOですし、結婚の報告も身内以外の人間で一番最初に伝えたのもOでした。

10年前にOも結婚をし幸せな家庭を作っています。

そんなOとはコロナ前に一度会いました。

しかし、お互いに離れて生活しているだけになかなか会えずにいて、気が付けば4年という歳月が経過していたわけです。

その間年に1,2回は連絡を取っていましたが久しぶりの再会に私も家族もワクワクしていました。

 

 

物心ついた時からお互いに通っている馴染みの焼肉屋さん。

Oとの久しぶりの再会にお酒が無条件ですすみましたね。

 

 

最後はOと私で記念撮影をしようと思ったらなぜか親父も乱入してきまして・・・

 

 

この世で一番大切な身内以外の人間をあげろ!と言われたら間違いなくOでしょう!!

 

本当に楽しい夜でした。

天国の妹もこの微笑ましい光景をみて笑っていると思いますね。

月日は無条件に流れます。

悲しさも虚しさも絶望も、嬉しさも喜びも希望も・・・

月日は全て受け止めてくれます。

時間の経過を噛みしめながら、残された私は妹の分まで人生を謳歌するつもりです。

妹が生きていれば経験したであろう数々の喜びや悲しみ、辛いこと幸せなこと・・・

無理かもしれませんが私が代わりに全て経験するつもりでこれからも必死に生きていこう!そんなことをあらためて思える命日でもありました。