ＪＵＪＵの2日後にはドリカムのライブ！
そしてその翌日にはＢ’ｚのライブでした。
１年前、私が解雇した従業員！
非常に苦渋の決断でしたが今となってはお互いにいい選択だったと思います。
その従業員が春にアルバイトとして手伝いに来てくれたことは以前も書きました。
その時ある一つの約束をしたんです。
彼が大好きなＢ’ｚのライブに連れて行くと・・・
ライブの抽選申し込みは3月でした。
私は自分と元従業員、そして公私ともに仲良くしていた奥様の３名分のチケットを申し込みました。
すると4月上旬！
見事当選のお知らせが届きました。
早速元従業員にＬＩＮＥしたら非常に喜んでいましたね。
今回のチケットは私が代表者として申し込んで分配するタイプのものでした。
しかしここで問題が発生！
解雇した従業員と奥様の携帯番号が変わっていたんです。
ＬＩＮＥでやり取りする分には何の問題もなかったのですが、まさか番号が違うなんて・・・
申し込み時に登録した番号から電話をかけると本人確認が取れてチケットが手元に届くシステムの為、非常に困りました。
仕方がないのでチケット販売元にメールをしまして何とか対応させていただきました。
チケットが無事発券できたのはライブ３日前でしたね。
ライブ会場は「日産スタジアム」
６万人収容できる国内最大級の箱でしょう。
元従業員には子供がいるため実家に子供を預けるよう指示しました。
１５時に新横浜駅で待ち合わせをして軽く食事をしてから会場に向かうことにしたのですが、元従業員はとにかく偏差値が低いためお店の場所が分からず２０分も遅刻しました。
挙句の果てには私がお店の前まで迎えに行く羽目に・・・
相変わらずのダメっぷりです。
ちょっと背伸びをしたお店でしたので３人で16,000円ほど飲み食いしました。
そのまま歩いて会場へ！
Ｂ’ｚのファンが一斉に会場へ向かう様は圧巻でしたね。
この日も会場に入る直前まで座席が分からないシステムです。
会場に入る前に記念撮影をしたい！というので付き合いました。
いざ入場口で座席番号を受け取ると・・・
なんとアリーナ席！
本人たちは非常に興奮していましたが、私は嫌な予感しかしませんでした。
大きな箱になればなるほどアーティストがよく見える席が限られてきます。
特にアリーナは前方ならいいのですが、後方の場合は全く見えないことが多いからです。
段差があるスタンド席の方が良く見えたりもするんです。
アルバイトの係員の方に丁寧に案内された席はやはりアリーナ席の後方でした。
それでも念願のＢ’ｚのライブに夫婦は大興奮です。
特に奥様は生まれて初めてのライブなんだとか・・・
ライブが始まる前からすでにステージが良く見えない状況に戸惑いを隠せないままライブは始まりました。
もちろんオールスタンディングです。
背の低い私にはアーティストはおろかステージも良く見えません。
設置されたモニターで確認するしかありませんでした。
それでもあのＢ’ｚのライブです。
歌唱はもちろん、何よりも松本氏のギターテクニックとギブソンのレスポールのサウンドを生で聴けたことは非常に光栄でした。
Ｂ’ｚは実はツアーで周るバックバンドも凄腕ぞろいです。
神がかった演奏に心奪われ続けた3時間でした。
セットリスト
2 FIREBALL
3 RUN
4 夜にふられても
5 恋心
6 イチブトゼンブ
7 NATIVE DANCE
9 Calling
11 LADY NAVIGATION
12 BIG
13 JAP THE RIPPER
14 YES YES YES
16 urtla soul
17 BAD COMMUNICATION
18 urtra soul (Reprise)
20 君の中で踊りたい
21 兵、走る
アンコール
23 STARS
24 Pleasure 2023〜人生の快楽〜
ライブ終了後、グッズ販売が非常に空いていたので元従業員はお土産を買いたい！と売り場へ向かいました。
ところでライブグッズって本当に高いですよね～
ぼったくりじゃん！なんていつも思うのですがファンからしたら適正な価格なのでしょう。
元従業員は「あれもいいな～ これもいいな～」と悩み始めます。
でも彼にはお金がありません。
あまりにウダウダ悩んでいるので結局1万円分買ってやりました。
優柔不断な人間は本当に嫌いです！はい！
実家に預けた娘は翌日に迎えに行くとのことなので、そのまま地元に戻り私の行きつけのお店で打ち上げをしました。
浴びるように飲んでライブの余韻に3人で浸ったわけです。
ここでも調子をこいて15,000円ほど飲み食いしました。
飲み屋からはタクシーで帰りました。
元従業員を自宅に降ろし私はそのまま5分先の自分の家までやっと帰ってきたんです。
その時！！
携帯が鳴りました。
奴からです！
「あの～非常に言いにくいんですが～」と相変わらずはっきりものが言えません。
「なに！早く言えよ！」というと・・・
「家の鍵を実家に置いてきてしまいました。今自宅の前で家に入れず困っています！どうしたらよいでしょうか？」
ハッキリ言ってどうしようもありません。
呆れて何も言えない状況です。
私は仕方なくタクシーをもう一度呼び彼の家へ！
そして彼をタクシーに乗せそのまま彼の実家へ！
彼の実家でカギと娘を引き取ったらまたもと来た道で彼の家へ！
深夜のタクシー料金は1万2千円にもなりました。
本当に申し訳なさそうな顔で帰る姿はある意味哀れでしたね。
楽しい時間が全て台無しになる深夜のトラブルでした。
この日、チケット代を含めて彼の為に８万ほど使った計算になります。
春に自分がピンチの時に助けてもらった恩義はありますが、ずいぶん高くついた印象です。
この冬の繁忙期はこの貸しをしっかりと返してもらうこととしましょう！
それにしても4日間で3つの大きなライブ！
どれも一生記憶に残るものとなりました。
次回のライブは10月です！
