「リスペクト:尊敬する、敬意を払う」
横文字にするとなんとなくかっこいい言葉ですね!
私は自分にはない才能や技術、知識を持っている人をすぐにリスペクトしてしまいます。
もともと自己肯定感が低いせいでしょうか?
この人本当にすごいな~と感じるとものすごい尊敬の念が生まれるんです。
昨年から始めた草野球でもそうです。
未経験者の自分からすれば、幼少期から野球に打ち込んできた経験者の方々は皆尊敬に値します。
ボールを取る動き、正確に投げる技術、バッティング、試合中の所作、そして今までの経験で培われた圧倒的自信!
自分には全くないものを目の前でまじまじと見せられるので、いつも口をポカ~ンと開けてただただ羨ましく思うだけです。
もちろん自分もいつかそのような方々と同じようになりたい!という思いはありますが、やはり何事も経験がものを言います。
ただただリスペクトするだけで終わってしまいそうです。
昨日、3月から通っていたボーカルレッスンが終わりました。
もともと半年間と期限を決めて通い始めたのですが、そこで出会ったインストラクターの先生方が本当に凄くて驚くばかりでした。
特に私が一番尊敬していたのがC先生です。
プロのシンガーとして活動しながらボイストレーナーとしても活躍されている大変美人の先生なのですが、この人がまた凄い!
声の出し方、ブレスの仕方、発声のコツ、練習方法など様々なことを教わりましたが、アドバイスがとにかく的確で本当に驚きます。
私の声を聴いただけでどこが悪いのか?
何が発声の邪魔をしているのか?
そのように練習すれば上達するのか?
本当にピンポイントで教えてくれるんです。
そして一番驚くのはお手本を見せてもらった時でしょう。
プロですから当たり前ですが、ものすごく綺麗な声を瞬時に聴かせてくれます。
また、様々な声の音色を出すことができるんです。
昨日最後のレッスンで、先生が頭の後ろのほうから声が出るように歌う!と教えてくれました。
そのお手本を見せてもらったのですが、本当に後頭部から歌声が響いていたんです。
これには本当にびっくりしましたね。
何かの番組でコーラスのプロの方が披露していたのを見たことがありましたが、目の前で本物を見せられた衝撃!!
ただただリスペクトするだけでしょう。
その教室では色々な先生のレッスンも受けましたが、もう一人凄い先生がいました。
本当に若くてかわいらしい先生で、あまりの若さにオッサンが思わず緊張してしまうほどでしたね。
その先生はオペラ歌手を目指して活動している方です。
先生には複式呼吸を教わったのですが、その際少しだけお腹を触らせてもらいました。
その時のお腹の筋肉!!
私も腹筋には自信があります。
昔は見事なシックスパックがありました。
今はだいぶ薄くなってしまいましたが、まだまだ筋力は健在です。
しかし、その先生のお腹の筋力に思わず脱帽でした。
本当に凄い筋力だったんです!
大きな声を出すにはやはり腹筋が優れてないといけないという事でしょう。
当たり前ですが、やっぱりその道のプロは凄いです。
上手い下手、好きな声嫌いな声など人により好みはあると思いますが歌手って本当に尊敬するばかりです。
リスペクトしかありませんね。
そんな私は車のプロとして現在仕事を行っています。
そこでふと疑問が湧いてくるのです。
はたして私は誰かにリスペクトされるようなプロらしい知識や能力を持ち合わせているのだろうか?と・・・
日々努力をしているつもりではありますが、自分で「俺はプロフェッショナルだ!」と言えるほどの自信はまだありません。
今後も日々精進しようと思います。
その道のプロと出会うことで本当に刺激をもらえます。
そして「自分も頑張ろう!」とあらためて思えるものです。
気合を入れなおして今日も頑張りますか!