ダブルヘッダーで草野球を楽しんだ翌日!
色々な人からこんなことを言われました。
「ゆっくり休むことを知らないんですか?」
思い出してみるとここ1年、家で1日のんびり過ごした記憶がありません。
昨年の1回目の緊急事態宣言で皆がステイホームしていた時くらいでしょうか?
それでも仕事は止めなかったので会社には毎日出勤していたような・・・
先日、コロナワクチンの副反応で1日ベットから動けなかった時をゆっくり過ごしたというのかどうか・・・
とにかく家でのんびり過ごすことなんて全くありませんね。
ここ10年以上完全な仕事人間です。
朝8時から夜10時までは会社にいて何かしらしています。
繁忙期には18時間以上会社にいることもあります。
家が近くなので通勤時間がほぼないのも仕事人間にしてしまった要因でしょうか?
思えば昔から家で過ごすという習慣が全くありません。
幼少期は学校から帰ればすぐに外に遊びに行ったり習い事に出かけたりしていました。
高校生になると部活とバイトでさらに家にいなくなります。
大学生の時には友人宅に泊まり歩いたり、朝まで遊びまわっていたので家に帰ることなどほぼありませんでした。
結婚して子供が生まれても休みの日は朝から子供を外へ連れ出していましたし、おうち遊びなんてほとんど記憶がありません。
本格的に仕事が軌道に乗るとますます帰らなくなります。
少しは家族との時間を大切にしようと考えた時期もありましたが、結局家にいる時間が無駄に感じ副業で深夜のアルバイトをしていたくらいです。
子供も大きくなりほとんど家にいない時間が増えたので、35年ローンで購入したマイホームはもはや無意味にさえ感じます。
ここ一か月の私の行動を振り返ってみると・・・
14時間労働で27日間の勤務
仕事前の早朝野球が5試合
草野球のナイターが1試合
仕事終わりのソフトバレーが5回
休みの日のゴルフが2回
休みの日の音楽レッスンが3回
少年野球チームへの顔出しが3回
休みの日の友人との会食が2回
ハマスタの野球観戦が1回
などなど・・・
毎日何かしら動き回っているわけです。
今は飲み屋さんがコロナで閉まっているので夜は比較的家にいますが、飲み屋さんが再開したら週に2回は飲みに行っているのかもしれません。
こんな生活をしているもんですから周りからは「少しゆっくりしたらどうですか?ひょっとしてバカなんですか?」と言われてしまうわけです。
自分ではこれでも忙しく過ごしているという自覚はあまりなくて、まだまだすき間時間に何かをやりたい!という思いまであるのですが・・・
私がこうして日々動き回るのには理由があります。
「動=知」という考え方を昔から大切にしているからです。
20年以上前、学生時代の先輩からこんなことを言われました。
「1日は24時間!これは誰にでも平等に与えられている時間。1日8時間睡眠を取るという事は人生の3分の1を何もしないで過ごすことになる!睡眠時間を削れば人よりも多くのことを体験したり学んだりできるんだぞ!」
さらに先輩はこうも言いました。
「ただじっとしていても何の知識も入ってはこない!人は動くことで多くの物事を知ることができる生き物だ!」
このセリフは一生忘れることはないと思います。
それほど私には強烈な言葉だったんです。
確かに家でじっとしていても多くの人と出会うことは出来ません。
家にただいるだけでは体を思いっきり動かすことは出来ません。
外に出てたくさんの人に出会い、たくさんの経験をすることで知識は増えるものです。
例えば学生時代の通学時間。
駅のホームで毎日見る看板、表の景色、中刷り広告、そして多くの人間たち!
一歩外に出ればたくさんの情報が溢れています。
私は看板や中刷り広告で読めない漢字は必ず調べるようにしていましたし、JRの関東の路線図を毎日見てどの地域になんという名前の駅があるのか?も調べました。
友達とカラオケに行っても知らないアーティストの歌は後からCDを買って聴きました。
食事に行ってもメニュー表はなるべく全て目を通して、どんな料理があるのかを調べました。
少し遠くまで遊びに行った時には、その土地ならではのものを必ず食べました。
つまり、動けば動くほど知識が豊富になっていくんです。
大人になると多くの人との出会いがさらに知識を深めてくれます。
自分とは全く縁もゆかりもない職業についている方からはその業界のことを教えていただきましたし、同じ業界にいる方でも私が知らないことをたくさん教えてもらえます。
また、仕事や子育てに対するアドバイスも多く聞くことができるものです。
こう見えても比較的素直な性格なので、人の話やアドバイスにはきちんと耳を傾けます。
つまり私にとって「動くこと=知識を得ること」に他ならないのです。
仕事はもちろん、スポーツや会食、飲み会でたくさんの方と交流を持ってきました。
そのたびに自分の脳みそがすごく刺激されるのが、私には至福の時間なのかもしれません。
最近はパソコンやスマホで簡単に知識が得られます。
家にいてもある程度の情報に触れることは出来ます。
いちいち外に飛び出す必要もないのかもしれません。
でも今更40年以上続けてきた習慣を変えることは不可能でしょう。
電車に乗れば皆スマホを手に取り画面をじっと見ています。
私は相変わらず電車の中刷り広告と路線図を見ています。
完全に時代に取り残されているのかもしれません。
でも自分のスタイルは死ぬまで貫き通すつもりです。
これからもできるだけ動き回る人生を送ろうと思います。