年に一度の健康診断の結果が届きました。
今現在健康には自信があります。
ですが、幼いころは重度のアトピーに悩まされ、特に食べるものが極端に制限されていたので虚弱体質でした。
乳製品、肉、卵などの高たんぱくなものには全て反応してしまっていたようで、母が口にしたものが母乳にも影響し、症状は日々悪化していたそうです。
0歳児の時の写真を見ると体中が発疹だらけで包帯がグルグル巻かれている写真が多いです。
アトピーは結局10歳ごろまで私を悩ませていました。
それでも母は私の将来を心配し「脱感作」を日々行っていたようです。
脱感作とはアレルギー反応を軽減するために、日々少量のアレルギー反応が起こる食品を少しづつ与えて体を慣らしていく作業です。
毎日かゆくなり、そこを搔きむしっては薬を塗るという日々の繰り返しでした。
しかし母の執念はすごかったですね。
徐々に色々なものを食べられるようになりアトピーの症状はどんどん改善されていきました。
今では全くと言っていいほどアトピーはありません。
肌もその辺の40代のオッサンよりもきれいだと思います。
ただ、いまだに「そば」だけは食べられません。
そばアレルギーは一生直らないようです。
アトピーを克服した後は健康そのものでした。
中学・高校・大学と全く大きな病気にはかからず健康体そのものでした。
インフルエンザには時々かかりましたが、風邪なんてひいても全然気にしないタイプです。
そんな健康そのものだった私が35歳を過ぎた頃から健康診断で引っかかるようになりました。
毎回肝臓と腎臓の数値が悪く出始めたのです。
間違いなくお酒が原因でしょう。
30歳を過ぎた頃から本当にバリバリ働き始めました。
仕事がどんどんできるようになったこともありますが、バリバリ働けていることで心身ともに健康だと思っていたんです。
毎日12時間以上飲まず食わずで働き、その後は飲みに行く生活。
休みもほとんど取らずに365日働きました。
それでも体が丈夫だったこともあり日々の生活に支障をきたすようなことはありませんでした。
一回だけ健康診断でひどく先生に怒られたことがあります。
健康診断の前日、私は友人と呑みに行きました。
前日から食事をとってはいけないことは承知していましたが、誘惑に負けて午前3時までたらふく飲んでしまいました。
9時に健康診断に行って、お医者さんにその場で血液検査の結果を知らされました。
ガンマGPの数値が振り切っていたんです。
「この数値異常すぎるぞ!昨晩何を食べた?」
私は正直に数時間前まで飲んでいたことを話しました。
先生にはこの時こっぴどく怒られました。
健康状態を正確に把握したい先生からすればとんでもない患者だったと今でも猛省しております。
その後も健康診断のたびにいい数値は出ないまま40歳を超えました。
この頃から少し太り気味になってきたので体を絞る作業を始めました。
筋トレはもちろん、食事にもかなり気を遣うようになったと思います。
そして2年ほど前から数値が少しづつ良くなってきました。
お酒の量はあまり変わっていませんでしたが、日々の心掛けが数値に現われたということでしょう。
そして今回の結果・・・
なんとすべての数値が正常でした。
評価もオールAです。
毎回引っかかっていた肝臓の数値も問題なし!
健康そのものでした。
おそらく外に飲み歩くことが無くなった影響でしょう。
実際今年に入ってから飲み屋さんには全く行っていません。
6月頃に食事と一緒にビールを飲んだのが唯一です。
家では毎晩飲んでいますがやはり外で飲む量とは比べ物にならないのでしょう。
たしかに外で誰かと呑む場合、その方のペースに合わせて呑んだり、ダラダラと長時間呑むことが多いです。
周りにすごく気を使う人間なので飲むお酒は相手に合わせています。
凄い強いお酒を飲む方もいればゆっくり飲む方もいて毎回様々です。
だから自分のペースで飲めないときは少し無理しているのかもしれませんね?
いづれにしても今の健康状態を維持する努力を続けたいと思います。