私が代表を務めている少年野球チームのサマーキャンプに行ってきました。
一昨年は末っ子の引退試合とかぶり不参加。
昨年は集中豪雨によりキャンプ場が被害を受け閉鎖。
実に2年ぶりの参加となりました。
小学4年生から少年野球チームに入った末っ子は中学1年生まで毎年このサマーキャンプに参加していました。
一番最初に参加した時はカミさんが付き添いましたが翌年からは私が休暇を取り参加をしてきたんです。
が・・・
実は私、普段は草野球や山登り、ランニングなど外での運動を行っていますが、アウトドアが大の苦手なんです。
特に直射日光とテントやバンガローでの宿泊が本当に嫌ですね。
日焼けをすると肌が弱いためすぐに赤くなり、酷い時には水ぶくれの湿疹ができます。
さらに、非常に神経質なのか?鍵のない場所で寝るのが無理です。
誰かが勝手に侵入してくるのではないか?
野生動物が現われるのではないか?
なんて無駄に不安が襲い寝られたもんではありません。
さらに、虫が大の苦手!
こんな人間がキャンプなんて本来は行ってはいけないんですよね。
しかし、今や少年野球チームの代表と言う立場です。
そんなことも言っていられず強制参加となりました。
場所は道志川にある「青野原オートキャンプ場 野呂ロッジ」
我がチームがもう20年以上お世話になっているお決まりの場所です。
8月6日土曜日
この日は早朝野球の試合がありました。
皆勤賞を目指している私はどうしても試合に出たくて、集合時間を1時間ほど遅らせました。
7時45分に試合が終わり、そのままキャンプの道具を野球チームの倉庫に取りに行きます。
監督と二人で積み込み作業を行い、まずは一度帰宅。
10分でシャワーを浴び急いで集合場所へ向かいました。
この時点ですでにヘロヘロでしたね。
子供と保護者と合流し目的地へ車で向かいます。
この日の為に荷物が詰めるレンタカーを借りて目的地を目指しました。
キャンプ場に着いたのは12時!
ここからは急いでテントの設営、昼食の準備をします。
子供達はすぐにライフジャケットを着て川遊びを始めます。
全員がライフジャケットをきちんと着られているか?
水難事故が起きないように常に目配りするのも仕事です。
初日は陽射しはそれほど強くなかったのですが、日焼け止めは「これでもか!」ちうくらい塗りまくりましたね。
簡単な昼食を取らせたら、そのまま川遊びをさせます。
川に入るなんて本当に嫌なのですが、仕方なく川に入りました。
真夏とは言え非常に涼しい上流です。
水温が低く体温がどんどん奪われます。
そんなことはお構いなしに子供達は大はしゃぎです。
泳ぎに自信のある子もいれば、顔を水につけられない子もいます。
ひとりひとりの様子を観察しながら一緒に川遊びを3時間ほど付き合いました。
その後は急いで晩御飯の支度です。
焼きそばとお肉を大量に焼き子供たちに食べさせます。
お行儀よく座って食べる子もいれば、ちょろちょろしてしまう子もいて大変です。
しっかり食べさせたいのに好き嫌いやアレルギーを訴える子もいて本当に面倒でした。
その後は川辺で花火大会です。
ここでも花火の取り合い、ルールを無視した行動にイライラは募るばかりでしたね。
そしていよいよ9時の就寝時間。
借りているバンガローで子供達を寝かせるのですが、すぐに寝る子もいれば興奮してなかなか寝ない子もいて本当に大変です。
夜中には体が痒くなる子もいて、患部を冷やしてあげたりタオルで拭いてあげたり・・・
もうやることだらけです。
子供達が全員寝たのは11時過ぎ・・・
ここからやっと自分の時間が取れました。
持参したお酒を飲みながら食事をしてやっとリラックス出来ましたね。
その後は同行した母達と雑談していたのですが・・・
私のチームは障がいがある子や、片親の子が多いんです。
家庭環境が複雑な子が多いため、母達の話もかなり複雑です。
シングルマザーとしての子育ての大変さや元旦那との壮絶な生活の話、これからの事など色々と相談にも乗りました。
話を聞けば聞くほど「自分の家は比較的平和だな~」とあらためて思うばかりです。
結局寝たのは深夜の3時でした。
私は毎回必ず車の中で寝ます。
鍵を閉めて寝れば何とか安心感が得られるからです。
それでも苦手なキャンプ場です。
結局浅い眠りにしかならず、30分おきに目が覚めてしまいました。
翌朝は6時起床です。
子供達とラジオ体操を行い2キロほどの散歩に出かけます。
きちんと整列して歩けない子供達を早朝から𠮟りつけながら散歩を終えました。
その後は朝食を取らせて、この日も川遊びをさせます。
結局2時間ほど付き合い、ぐったりでした。
昼食を作りながら居眠りしそうにもなりましたね。
午後からはスイカ割りをしたり、川で魚取りをしたり・・・
思いっきり遊ばせて15時になりました。
ここからが大変です。
出した道具を全て片付け、撤収の準備をしなければいけません。
大人4人でひとつひとつ綺麗にしながらレンタカーに積み込んでいきます。
この間も子供たちに数々のアクシデントが発生!
足をすりむいて泣く子、喧嘩を始める子、どこか遠くへ勝手に行ってしまう子・・・
片づけを中断しては子供達の面倒を見るの繰り返しでした。
16時やっとキャンプ場を後にしまして18時に解散をしました。
その後は監督と倉庫へ行き荷物をしまいます。
結局全てが終わったのは20時でしたね。
家に帰るとカミさんが非常に優しい声で「おかえり~」と言ってくれました。
自分の子供でもない赤の他人の面倒を見るために2日間奔走した私を多少でもかわいそうと思ったのでしょうか?
大量の洗濯ものをカミさんにお願いをして私はすぐにリビングで寝落ちしてしまいましたね。
翌朝は6時から仕事です。
2日間も会社を開けたので朝からやることが多くて・・・
こんな感じでサマーキャンプは終了しました。
心身ともにヘロヘロになった2日間でしたが、子供達の楽しそうな顔を見たらそれはそれでいいキャンプだったのだと思います。
おそらく来年以降も参加しなければいけません。
いい加減、アウトドアになれなければ・・・