横浜のぴあアリーナMMで行われたゆずのライブ行ってきました。
2月に先日行った「METOROCK2022」のチケットを申し込みました。
すると連日のように申し込みをしたチケットサイトから「あなたにお勧めの公演!」と題したメールが連日届くようになります。
そのメールを毎回チェックをしていたのですが、その中で目に留まったのがゆずのアリーナツアーでした。
コロナ禍でここ2年あまり、エンタメ業界は完全廃業状態でしたね。
私も行きたいイベントがたくさんあったのですが、そのどれもがことごとく中止!
そんなコロナ大爆発の中で誕生した施設があります。
横浜みなとみらいに出来た新しいライブ専用施設「ぴあアリーナMM」
2020年3月に完成しました。
もともとはアンパンマンミュージアムなんかがあった場所ですかね。
ライブ鑑賞が大好きな自分としてはこの施設の誕生を心待ちにしていました。
有名なバンドやアーティストのライブは関東ですと、日本武道館や東京ドーム、日産スタジアム、味の素スタジアムなどで行われることが多いです。
しかし!
収容人数は多いのですが何せ音が悪すぎます!
やはり音楽イベントやライブは音が命でしょう。
パフォーマンスや雰囲気を楽しむ事も大切かもしれませんが、せっかく生音を聞けるのであればしっかりいい音で楽しみたいと自分は常に思っています。
その為、ライブに行く時は会場を結構重要視します。
関東だと、横浜アリーナ・埼玉スーパーアリーナ・東京国際フォーラムなんかは音がいい印象です。
そんな自分が「ぴあアリーナMM」の誕生に期待するのは当然だったと思います。
しかし!本当にタイミングが悪かった!
2020年3月と言えば初めての緊急事態宣言が出て、全てのイベントが中止を余儀なくされ始めた時期です。
そんな時期に完成した「ぴあアリーナMM」!
完成したら絶対にライブに行こうと決めていただけに残念でなりませんでした。
実はこのアリーナで最初にライブを行う予定だったアーティスト!それがゆずでした。
当初は2020年4月25日に横浜出身のゆずが全国アリーナツアーの一環でこけら落とし公演をすることになっていたんです。
結局ぴあアリーナに行けないまま2年以上の歳月が経過していました。
そんな時に飛び込んできたゆずのライブ情報!
迷うことなく抽選に応募し見事GET!
4か月後のこの日を楽しみにしていたわけです。
5月も終わりいよいよ公演日が近づいてきました。
当初は長男と行く予定で2枚チケットを確保したのですが、長男から言われたのは「行かな~い。興味ないし・・・」の一言でした。
当てが外れた私は急いで同行者を探しました。
しかし!平日の公演です。
しかもゆずが好きな人でライブに行きたい!と言ってくれる人なんて周りにはいませんでした。
そこで!私は一世一代の大勝負にでます。
6月1日(水)
この日、私のお店は定休日です。
副業が午前中にあったのですがサクサクっと終わったのでカミさんと飯を食いに行きました。
その時タイミングを見計らって恐る恐るこう言いました。
「来週の夜、一緒にライブに行かない?」
するとカミさんが「え?行くわけないじゃん!」と即答します。
すぐに「ゆずのライブだよ!せっかくだから行こうよ!」と強い口調で言いました。
返事は「考える!」
カミさんとは長い付き合いです。
「考える!」というのは「仕方ね~行ってやるよ!」という意味です。
で結局カミさんと行くことが決定しました。
カミさんとは音楽の趣味はおろか、他にも共通の趣味などありません。
結婚してから、映画やミュージカルを3~4回観に行ったことはありますが、お互いが行きたい!と思うものなどほとんど見つかりません。
ちなみにまだ付き合っている時に、ドリカム好きのカミさんと東京ドームのライブに行きましたが、それが最初で最後でした。
23年ぶりにカミさんと観るライブ!
しかも一度入りたかった「ぴあアリーナMM」!!
気まずさとワクワク感が入り混じる中で夫婦二人は会場に入ったわけです。
ぴあアリーナに最初に入って感じたには「ステージがとにかく近い!」ということでした。
1万人収容の音楽専用アリーナ!
3階席の最前列でしたがステージが本当によく見えました。
非常に見やすい座席配列です。
予定通り18:30分にライブが始まりました。
ゆずのライブでは恒例となっている「観客全員によるラジオ体操」からスタートです。
そしていよいよバックバンドを従えてゆずの二人がステージに登場します。
1曲目は「君を想う」
こんな曲知らないぞ!と思ったら新曲でした。
この時すかさずこのアリーナでの音質を耳の穴を大きくして確認します。
想像いていた通り、なかなかの音の良さです。
2曲目は「NATUMONOGATARI」でした。
横浜の名所や景色が歌詞に散りばめられたこの日にふさわしい曲でしょう。
3曲目は「歩行者優先」
2003年に発売された非常に懐かしい曲で久しぶりに聴いた感がありました。
4曲目は「手暗がりの下」
ゆずのコアなファンでないのでこの曲は正直知りませんでした。
でもいい曲でライブで歌うのは珍しい感じでしょうか?
5曲目は「贈る詩」
これも懐かしい曲ですね。久しぶりに聴きました。
6曲目は「六角形」
非常にガツン!ときました。鳥肌立ちましたね。
7曲目は「風信子」
ちなみに「ヒヤシンス」と読みます。
今年公開された映画「とんび」の主題歌ですね。これも嬉しかったです。
8曲目は「あのてこのて」
ニューアルバムに収録されている曲ですかね。
ライブの為に作ったかのような非常に盛り上がる一曲でした。
9曲目は「花咲ク街」
個人的にゆずらしさを感じる曲だと思っています。
演出も非常に綺麗で聴き入ってしまいました。
10曲目は「奇々怪界-KIKIKAIKAI-」
この曲も正直知りませんでした。
ライブでこの曲をやるのもすごいな~と思うくらい難しい曲でしょうか?
テンポもコロコロ変わりますし、歌詞も間違えずに噛まずによく歌えるな~と感心するばかりのパフォーマンスでした。
11曲目は「LAND」
この曲も久しぶりに聴いた感がありすぎて・・・ メロディーを思い出す間もなく終わってしまった印象です。
12曲目は「サヨナラバス」
待ってました~と思わず手を叩いてしまうライブの定番曲でしょう。
23年も前の曲だと知って驚くばかりです。
ミスチルの櫻井さんとコラボしているバージョンが好きだったりもしますね。
13曲目は「からっぽ」
ゆずを代表する曲の1つでしょうか。しっとりと歌いあげる二人に釘付けでした。
14曲目は「虹」
この曲を聴けると正直思っていませんでしたのでとても嬉しかったです。
曲が流れた時カミさんも喜んでいました。
15曲目は「イロトリドリ」
ファンが一斉に踊りだすお約束曲でしょうか?
正直曲は知っていても振付を知らないので、会場の熱烈なファンの方々が一斉に踊っているのを「楽しそうだな~」と感心しながら楽しみました。
16曲目は「公私混同」
ここ数年では一番のお気に入り曲かもしれません。
この曲もファンの方々がノリノリで踊っていたので楽しかったです。
17曲目は「夏色」
初めてのゆずのライブ! このパフォーマンスを見たくて行った感があります。
この曲の時だけ「撮影OK」でしたので遠慮なく撮らせていただきました。
YouTubeでは何度も見ているお約束のパフォーマンスが生で観られて大満足です。
3階席でなければ思いっきり飛び跳ねていたかもしれませんね。(ちなみに3階席の前列は着席指定席でしたので・・・)
18曲目は「ALWAYS with you」
初めて聞いた曲でしたが本当にいい曲でした。
ウルウルきちゃいましたね。
ラストの19曲目は「RAKUEN」
6月に発売されるニューアルバムから初披露の曲でした。
今調べたらOfficial髭男dismの藤原聡との共作楽曲みたいです。
誰よりも、どこよりも早く聴けたことに感謝!
逆に熱心なファンの方で会場に来られなかった人達へなんか申し訳ない気持ちにもなりました。
こうして全19曲のライブは終始大盛りで終わりました。
代表曲「栄光の架橋」が聴けなかった残念さは正直ありますが、レアな曲もたくさん聴けたので大満足です。
ぴあアリーナの音質はもちろん良かったですが、驚いたのは照明の凄さでしょう!
バリエーション豊かで色々な角度から多彩な照明による演出がなされていてそこにも興奮を覚えました。
今回のライブであえて一つ言わせてもらうとしたら、ベースのボリュームをもう少し落としても良かったかな?と・・・
終始重低音が鳴り響くのは嫌いではないですが、他の楽器、とくに今回はゆずの二人が弾くアコーステックギターとサポートで参加していたチェロの音が聞こえにくかったのが少しだけ残念でした。
盛り上がるという意味ではベースの重低音は間違いなく効果的ですが、どうせなら全ての楽器の音を聴きたい!と思っている私だけのつまらない感想かもしれませんけど・・・
ゆずのライブは今回が初めてですが本当にお客さんを楽しませるのが上手いですね。
北川悠仁のMCと回し!お客さんイジリ!場の盛り上げ方!
路上ライブで培った技術そのものでしょうか?
私のような初参加の人間でもこんなにも楽しめるなんて・・・
感謝感激です。
こうしてカミさんと二人で行く23年ぶりのライブは無事終わりました。
子供が大きくなり、あと数年したら夫婦二人の時間はさらに増えていくことでしょう。
仕事柄ほとんど家にいないとは言え、夫婦二人で楽しめる何かをそろそろ模索して行かないといけないのかな?なんてあらためて感じている今日この頃です。
コロナもだいぶ落ち着いてきました。
これからもライブにたくさん足を運ぼうと思います。