成人式

雪が降ってからというもの仕事が忙しすぎてブログが書けませんでした。

しかも、私の会社は厄介なことに12月決算。

毎年超繁忙期の12月が終わった後、年明けから決算書類の整理を始めるのですが、今年は雪が降った影響で全く手が付けられず、ここ数日は会社に18時間以上いる毎日。

コロナ禍、そして景気が良くないなかで、それはそれでありがたい事なのですがさすがに脳みそがオーバーヒートしそうなので気分転換にブログを書こうと決めた深夜2時です。

 

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さて、1月10日は成人の日でしたね。

おかげさまで私の娘も今年めでたく成人の日を迎えました。

と言っても20歳の誕生日は数日後なので、19.9歳で迎える成人式でしょうか?

娘の一生に一度の晴れ姿!

本来であれば仕事を休みお祝いをしたいところではありましたが、忙しすぎてそうもいきませんでした。

結局カミさんが娘を朝から着付けに連れていき、娘はそのまま友人と成人式へ出席。

家の前で写真の1枚でも取りたかったのですが、振袖を着て自宅に帰ってきたのが夕方の6時過ぎでした。

とりあえず職場から慌てて一度家に帰りましたが、日が暮れていて外での記念撮影は出来ず、散らかった自宅のリビングをササっと片づけて何とか数枚写真を撮るのが精いっぱいでしたね。

それでも5分程度でしたが晴れ姿を見られたので良しとしましょう。

その後娘はラフな格好に着替えて同窓会へ出かけていきました。

ま~父親なんて所詮お飾りでしかないですから・・・

 

毎年成人の日になると自分の成人式を思い出します。

忘れもしない「大雪の成人式」を!

 

もう20数年前も事ですが、その当時私はまだ大学生でした。

実家暮らしだった為、地元の友人と成人式に出席したわけです。

しかし、前日から天気予報では「成人の日は大雪」と騒いでおりました。

案の定、成人の日の前夜から雪が降り始め、朝にはかなりの雪が道路に積もっていました。

私は買ったばかりのスーツに着替え、成人式が行われる市民会館まで徒歩で向かうことにしました。

しかし、雪はどんどん激しくなってきます。

革靴ではさすがに歩けないので長靴で会場に向かいました。

 

会場で友人と待ち合わせをしたのですが、悪天候の為ほとんどの友人たちが欠席する始末。

結局親友と幼馴染と3人で式に臨みました。

 

幼稚園から中学校までは地元で過ごしたため、懐かしいメンバーと多く再会をしましたが、悪天候のせいでそれほど盛り上がらずに式は終了したわけです。

その式典の中で今でも鮮明に覚えているのが、地元の高校の軽音部の子達の演奏でしょう。

新成人を祝うため軽音部の生徒さんがミスチルの『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』を演奏してくれたのですが、これがまた酷い演奏でして・・・

一生懸命この日の為に練習してくれたのでしょうが、チューニングはめちゃくちゃ!リズムはズレズレ!おまけに歌詞を途中で忘れるというハプニング付き!

本人たちも悔しかったと思いますが、正直ここまで酷い演奏を聞いたことがないというほどのレベルでした。

それでも雪が降る中わざわざ足を運んでくれて、一生懸命演奏してくれた彼らには盛大な拍手を送ったものです。

彼らも今や40歳過ぎのオッサンでしょうね。

その後は同窓会を予定していましたがもちろん中止です。

仕方がないので3人でファミレスに向かい昼食を食べて成人の日は終わりました。

携帯もデジカメもまだまだ普及していない時代でしたので、写真は結局1枚もありませんね。

両親もこの時ばかりは「なんて日だ!」と嘆いておりました。

ま~私は男ですのでそれほど悔やむこともありませんでしたが、女子たちには気の毒な1日だったと思います。

 

そういえば数年前にも大雪の中での成人の日がありましたね。

2013年と2016年だったと記憶しています。

ま~雪国では当たり前の事なんでしょうが、同じような思い出を抱えている方も多いのでしょう。

 

娘も二十歳になりだいぶ大人になってきました。

今では時々一緒にお酒を飲んだりもします。

ただ、ゴリゴリの体育会系ですので私の前で平気で着替えたり、素っ裸で目の前を歩いたりします。

ひどい時には私がお風呂に入っていると平気で「寒いし時間ないから!」と入ってきたりもします。

大胆で細かいことは全く気にしない性格の娘!

誰に似たのか?完全な突然変異ですね。

もちろん彼氏などできるはずもないでしょう。

(ちなみに彼氏を連れてきたら報奨金10万円!と約束をしています)

そこだけ非常に心配になったりもしますが、あと数年で家を出ていくと思うのでそれまではしっかりと面倒を見ようと思っています。

二十歳の記念に高級ブランドの財布をおねだりされています。

一体いくらするのか?ドキドキしながら今度買い物に連れて行かれそうです。