オッサンの自慢話は聞くに堪えない

いよいよ今年も残りわずかです。

繁忙期で毎日忙しく仕事をしていますが、年末という事もあり多くのお酒の席へのお誘いも受けております。

その数今月だけで13件!

次の日に響かないよう、お酒の量はもちろんコントロールしていますがお財布から出ていくお金だけはコントロールできませんね。

カミさんが会社の経理をやっている関係で、飲み代を接待交際費として経費で落とすことは出来ません。

だって・・・

どこのお店に行ったのか?

どんなお店に行ったのか?

何時まで夜遊びしていたのか?

どうやって帰ってきたのか?

領収証を見れば全て筒抜けですから・・・

 

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基本的に女性が多くいるようなお店が苦手なので好んでは行きません。

昔から女性を目の前にすると急に無口になってしまう小心者なので。

しかし、そういうお店が好きな人って本当に多いですよね?

結局「ここ行きつけだから!」とか「ここ俺の知り合いの店だから!」とかいう理由で付き合わされる事も多いです。

でも、綺麗で若い女性が隣に座っても全く話が出来ないので結局楽しめないんですよね。

だって向こうは絶対に「気持ち悪いオッサンが来たよまた・・・」と思っていますから。

そういうお店で堂々と楽しめる人が逆に羨ましかったりもします。

 

そんな多くのお付き合いの中で私が常に思うのは「オッサンの自慢話は聞くに堪えない!」という事です。

何でしょうか?

40も過ぎると多くの男性は昔話と自慢話しかしません。

私もブログで昔話や自慢話?を書いていますが、あまり親しくない人には決して話しません。

しかし、多くの中年のオッサン達はここぞとばかりにグラスを片手にそんな話を繰り広げるんです。

面白おかしく話してくれれば聞いていて楽しいのですが、下世話な話ばかりだとうんざりすることが多いです。

特に!

女性関係の話は聞いていて本当に嫌ですね。

奥さんとは別に愛人がいる!

最近知り合った女の子といい感じ!

若い綺麗な子に色々買ってあげた!

泊りの旅行に行ってきた!

などなど・・・

話しながら携帯の画像なんかを見せてくるもんだから余計に厄介ですね。

別に浮気や不倫を軽蔑しているわけではありません。

私だって「ワンチャンあれば!」と心のどこかで思っている人間です。

妄想だけは許してください!

しかし!それを赤の他人に自慢気に話すのはあまりにもカッコ悪くないでしょうか?

自分が全くモテないから嫉妬しているわけではないのですが、その話を聞かされても気分は絶対によくならないですから。

そして最後に必ず「あなたももっと遊んだほうがいいよ!いい子紹介するよ!」なんて言われるから余計に気分が悪くなったりしますね。

もちろんお付き合いなので笑顔で相槌を打ってはいますが「俺はホステスか?」と時々思いますホントに・・・

 

あとお金自慢!

これも本当にめんどくさいです。

いい時計を買った!

高級車を買った!

別荘を買った!

子供にブランド物を買い与えた!

投資でぼろ儲けした!

などなど・・・

そんなにお金があることを主張しなくてもいいのにな~と思っちゃいます。

「凄いですね~」と言ってもらいたいだけなんでしょうけど、赤の他人によくそんな話が堂々とできるものだな~と逆に感心してしまいますね。

この場合も私は笑顔で「凄いですね~俺もそんな風になりたいですよ!」と社交辞令を言うだけです。

 

最近思うんです。

自分もそうですが、40歳を過ぎた頃から自分の存在価値をやたらと見つけ出そうとする作業を行うようになります。

しかも周りの人間を巻き込みながら!

特に経営者や管理職の人間は孤独です。

なかなか自分の思うように物事が進まないと落ち込むんですよね。

そんな時、自分の今まで頑張ってきた歴史や、数々の経験が支えてくれます。

そうすると自然と自己肯定感が強くなるものです。

だから「俺はこんなに凄いんだ!」「俺はこんなにモテるんだ!」みたいな話が必然的に増えてくるのでしょう。

日々気を付けている私でさえも、面倒なオッサンの片鱗が顔を出すこともあります。

歳を取る、オッサンになるという事はそう言うことなのでしょう。

(こんなブログを書いている時点ですでにたちの悪いオッサンです。)

お金もない!モテない!暇もない!今の私が何を言っても「ひがみ・やっかみ」にしか聞こえないのかもしれませんが・・・

明日も仕事なんで寝ます。