数年前から虫歯があるのを黙認しています。
そのまま放置していても良くないことは十分に理解していますが、歯医者には行っていません。
朝晩の歯磨きは高級な歯磨き粉を使い、リステリンも併用しています。
また、キシリトールが2倍のガムも嚙みながら虫歯と闘っている毎日です。
歯医者が大嫌いです!
なぜそこまで歯医者が嫌いなのか?
理由は2つあります。
小学生の時虫歯になり初めて歯医者に連れていかれました。
霊長類最強の母に連れられ行ったのは、地元でも有名なヤブ医者ならぬヤブ歯医者です。
しかし家から近かったことと、いつでもすぐに見てくれるとのことで母は選んだようです。
最初の2回くらいは母が診察台のすぐそばで付き添ってくれました。
怖がる私に先生はとても優しく接してくれたんです。
しかし、一人で通うようになってからは先生の態度が少しづつ変わり始めます。
保護者がいないと分かると治療がとても乱暴になりました。
口を手で思いっきり引っ張って、少しでも口を閉じようとするもんなら大声で「あ~!あ~!」と威嚇してきます。
虫歯を削るときに痛みを訴えても容赦しません。
7~8歳くらいの子供相手にそこまでムキになる?と子供心に思ったものです。
また先生は毎回子供の私にこんなセリフを言うのです。
「虫歯になるのはだらしがない証拠!きちんと生活していればこんなところに来て痛い思いをすることもない!君はどうしようもない子供だ!」と・・・
正直嫌がらせとも思えるような言動ばかりでした。
一年ほど通いましたが、詰め物がすぐ取れたり、余計な部分まで削っていたことが母にもわかり、通うのをやめました。
あとで近所の人からヤブ歯医者だと聞かされたんです。
小学6年生の時に歯科矯正を始めました。
口が小さいくせに、1本1本の歯が大きかったため歯並びが非常に悪かったんです。
過去の失敗から母は評判のよい矯正歯科を探し治療を始めさせました。
しかし、その矯正治療と同時に、余分な歯を抜く作業と虫歯治療を並行して行う必要がありました。
その矯正歯科から紹介された歯医者がまたひどかったんです。
非常に綺麗で設備の整っていた歯医者さんだったんですが、この先生もとにかく圧が強い人でした。
毎回乱暴な治療を行います。
虫歯を削っている最中に歯茎も削られて大量出血したこともありました。
ある時あまりに痛い場所を削るので少し体が動いてしまいました。
すると先生は「動くな!我慢をしろ!男だろ~」と大声で怒鳴るんです。
当時は反抗期が始まっていたので生意気な態度を取ったんですが、それもまた先生の機嫌を大きく損ねます。
結局、毎回麻酔を歯茎に大量に打たれ、治療が終わる頃には唇の感覚が全くなくなり、よだれをダラダラと垂らしながら帰る日々です。
矯正の治療もまた苦痛でした。
歯に金属製の矯正装置がついていることになれるまで数か月を要しました。
また、食事も食べ物が良く詰まるので不便です。
さらに歯磨きが非常にしにくいんです。
歯磨き指導というものも受けましたが、どうしても磨き残しが出てしまします。
するとそこから異臭がしたり、口の中で嫌な味を感じたりします。
思春期でしたので見た目もそうですが、口臭にも悩まされました。
そして、矯正をやったことがある方ならわかるのですが、3~4週間に一度、歯に取り付けてあるワイヤーの調整があります。
矯正は時間をかけてワイヤーで歯を引っ張る治療です。
そのワイヤーを締め付けるために定期的に通うんです。
それが実に苦痛です。
ワイヤーを締め付けると数時間後に歯に猛烈な痛みを感じます。
歯を強くぶつけてしまった時に感じるあの痛みです。
その痛みが全ての歯に起こります。
あまりに痛いのでワイヤーを締め付けてから2~3日は固いものが食べられません。
うどんなどの麺類しか食べられなくなるんです。
その痛みに3年間絶えました。
しかし、治療があと半年で終わる!というところで彼女が出来ました。
その子は私の歯についている金具を気にするそぶりは全くありませんでしたが、私がどうしても気になって外したくなっていたんです。
矯正歯科に相談して治療を終了しようとしましたが、先生も母も当然納得しません。
そこで私はワイヤーの締め付けをいつもの倍以上に増やして治療期間を短くするよう頼みました。
先生は「じゃー遠慮なくやるからね!」と言っていつもよりも強めに締め付けました。
すると、今まで感じたことのないようなさらなる歯の痛みに襲われます。
今回は麺類はおろか、豆腐を食べていても痛いんです。
痛すぎて歯磨きもろくに出来ません。
あまりの痛みに日常生活にも支障が出始めます。
痛くて歯を食いしばれない為、力が全く入りません。
食事の量も減り筋力も衰え始めます。
2ヶ月ほど絶えましたがギブアップするしかありませんでした。
そんな無意味なことをしている間にあっさりと彼女にふられました。
ふられた理由は自分の性格にあるはずなのに、この時ばかりは「矯正のせいだ!」と勘違いしていたんでしょう。
しばらくすると自分でニッパーを使ってワイヤーを切断してしまいました。
そのことに激怒した先生は「もう君の面倒は見られない!治療は終了だ!」と言って私の歯から器具を全て取り外しました。
あと少しのところで矯正治療は強制終了となったわけです。
でも、3年間の治療で歯並びはある程度良くなりました。
100万くらいかかったと思いますが、親に感謝しかありません。
途中で治療をやめてしまったことだけは本当に申し訳なく思っています。
そんな経験をしてきたものですから、歯医者が大嫌いです。
死ぬまで絶対に行かないと心に決めています。
虫歯がひどくなり、最悪歯が抜け落ちたとしても入れ歯で過ごすくらいの覚悟です。
最近ではインプラントなんてものもあるようなので、進んで治療しようとは思いませんね。
ちなみに日本には約68,000件もの歯医者さんがあります。
コンビニの件数が約57,000件ですので歯医者さんのほうが多いんです。
それだけ需要があるという事でしょうか?
それだけ歯が悪い人が多いという事でしょうか?
はたまた、歯医者さんは恐ろしいくらい儲かる仕事なのでしょうか?
興味がないのでよくわかりませんが、私の大嫌いな歯医者さんが町のいたるところにあると思うといい気はしませんね。
それにしても歯を削る時のあの「ウィ~ン キ~ン」て音何とかならないものでしょうか?
あと、だ液を吸うバキュームの音、あれも工夫できないんですかね?
さらに、うがいする為の水がすごく少ないのはなぜ?
最近の歯医者さんがどうなのかはわかりませんが、歯医者さんに対するアレルギーは一生直ることはないでしょう。