ダブルヘッダー

本日はダブルヘッダーでした。

早朝野球&ナイターです。

 

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まずは今年から始めた早朝野球!

朝4時に起床し5時前にグラウンドへ入り入念にアップをします。

野球は怪我の多いスポーツです。

フィジカルコンタクトは少ないですが、静から動への急激な動きは筋肉や関節に負担がかかります。

また、夢中でボールを追いかけると気がついたらどこかを痛めていた!なんてことがしばしばあるものです。

だからアップはとても大切です。

大きな怪我をして仕事が出来なくなったら元も子もありませんから・・・

 

いつも通り6時のプレイボール!

今日は9番センターでの出場です。

この日は高校球児でもある末っ子も一緒に連れていきました。

 

現在高校は緊急事態宣言と感染拡大によりほとんどの活動が止まっております。

学校も週に1回の登校。

もちろん部活動もこの一ヶ月お休みです。

どこにも出かけられず、友達とも遊びに行けない状況で末っ子は毎日部屋に籠るばかりです。

思い切って誘ってみたらついてきてくれました。

 

末っ子も1番サードで出場!

先行で息子が先頭バッターで打席に立ちます。

そしてヒット!

いきなり活躍します。

問題はその裏の守備です。

相手チームの先頭バッターの初球!

簡単なセンターフライが私の守るところへ飛んできました。

すごく簡単なフライをまさかの落球!!!

開始早々エラーです。

子供の前で父親の格好いいところを見せるべく頑張ったのですが・・・

サードを守る息子は何とも言えない表情をしていましたね。

でもバッティングは頑張りました。

4代数2安打!

試合にも勝つことが出来ました。

 

その後は仕事に行き通常業務です。

この時期は比較的お店も落ち着いているので体への負担はそれほど大きくありません。

スタッフにも「今日はダブルヘッダーだから!」と伝えてあるので、なるべく体力を温存しながら仕事に励むつもりでおりましたが・・・

やはりスイッチが入るとダメですね。

いつも通りバリバリ仕事をしてしまいました。

午後になると仕事もひと段落したのでそのまま私が代表を務める少年野球チームの練習に参加。

日が暮れるまで子供たちと一緒に汗を流しました。

 

そのまま今度はナイターに向かいます。

15年ほど前に知り合った後輩の草野球チームの試合です。

後輩は昔から草野球をやっていて、昨年から自分がチームを作った時からさらに交流が深まりました。

今ではお互いのチームの練習に参加し合う関係です。

その後輩のチームに助っ人として呼ばれたので夜も参戦しました。

 

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朝から体を動かした関係で夜はさすがに動きが鈍ります。

筋肉や関節の痛みもこの日はいつもより激しかったですね。

ここでは7番レフトで出場!

結果は2打数2安打1四球

ボロボロの体にムチ打って頑張りました。

40過ぎてここまで体を追い込む必要なんてないんですけどね。

それでも一日に2試合もそして息子と野球が出来た充実感だけはありましたね。

 

 

昨年自分が草野球チームを作ったのには理由があります。

大好きなプロ野球観戦が出来なくなったこともありますし、自分でプレーしてみたい!という思いもありましたが、末っ子の為に作ったというのが本音です。

中学生の時に新型コロナの影響で部活動や試合が制限されました。

3年生の最後の大会も結局なくなり、不完全燃焼で引退を余儀なくされました。

野球に対する情熱もなくなるのではないか?

高校へ行ってもはたして続けるのか?

このまま野球を辞めてしまうのではないか?

そんな心配がどうしてもありました。

結局高校でも野球を続けるという選択をしてくれましたが、もし野球を辞めてもできる環境だけは作ってあげたい!

そんな思いで自らチームを作ったんです。

今では高校で野球を辞めてしまった息子の同級生たちが参加してくれているという実に不思議な現象が起きてはいますが、それでも怪我や居心地の悪さから辞めることもあるかもしれません。

その時に少しでも野球が続けられる環境があれば、末っ子の野球をする姿を見続けることができます。

親のエゴかもしれませんがどうしても続けて欲しいんです。

カミさんも私のこの思いには強く賛同してくれていて、時々一緒にプレーしている姿をこっそり観に来ています。

未経験者ですので技術的な指導やアドバイスなど全くできません。

土日は仕事なので頑張っている姿を観に行くこともなかなかできません。

心から応援をしていますが、行動で示すことができない父親に唯一出来ることは、環境を作ることくらいだったんです。

 

ま~かっこいいことを言っていますが、今では自分がプレーすることに夢中です。

末っ子からすれば「いい歳こいて何考えてるんだコイツは?」と思っている事でしょう。

実際に今日一緒にプレーしていても何とも言えない顔をしていましたね。

 

まだまだ反抗期の余韻が残っていて家ではあまり話をしてくれません。

一言二言会話をするくらいです。

それでも親子で一緒にプレーできるなんて思ってもみなかったので本当に幸せな一日でした。

今日だけは自分自身を褒めてあげようと思います。

しかし体はすっかりボロボロです。

来週も容赦なく2試合控えております。

息子に笑われないようオヤジは今日も痛みをこらえながら、一人家の前で素振りをするのです。