横浜DeNAベイスターズ

野球が大好きです。

野球というスポーツほど私を熱狂させてくれるものは他にはありません。

 

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私が野球を好きになったきっかけは小学二年生の時です。

東京都の多摩地区に生まれ育った私の地域では「西武ライオンズ」の人気がすごかったです。

当時は西武ライオンズ黄金期なんて言われていて、それはそれは大盛り上がりでした。

この頃の西武ライオンズには名将森監督のもと有名選手がたくさんいました。

清原・秋山・石毛・工藤・渡辺・伊藤・郭泰・辻・東尾・塩崎・鹿取・・・

今でも解説や監督、芸能人として活躍しているスター選手ばかりです。

森監督は就任9年で8度のリーグ優勝、6度の日本一という偉業を成し遂げています。

当時クラスメイトの多くが西武ライオンズのキャップをかぶっていたほど人気でした。

そして、毎年西武ライオンズが優勝すると西武デパートや地元のスーパーも優勝セールを行うので、家族でよく買い物にも行きました。

 

小学二年生の時初めて西武球場に連れて行ってもらいました。

今でも鮮明に覚えていますが南海ホークス戦です。

初めて見る大きな球場、大勢の観客、大きな歓声、そして体の大きなスター選手達!

すぐに野球の虜になりました。

その後は両親に何度もお願いしては野球観戦に連れて行ってもらったものです。

 

しかし、西武ライオンズの黄金期が終わると地元では野球熱が少しづつ下がり始めます。

同級生たちもTV中継が毎晩ある巨人を応援するようになりました。

父もまた生粋の巨人ファンでした。

毎日夜の7時から9時までは野球中継を見ながらビールを飲む典型的な大人でしたね。

見たいアニメも見せてもらえず、一緒に野球中継を観るしかありませんでしたが、それでも毎日楽しく観ていた記憶があります。

誰に教わったわけでもなく野球のルールは自然と覚えたものです。

 

中学生になると東京ドームへ野球を観に行くようになりました。

屋根付きの野球場は当時大変珍しく、その場所に行けるだけでも興奮したものです。

暇を見つけてはドームでの野球観戦に行く日々が始まりました。

しかし、人気のある巨人戦のチケットなど簡単には取れません。

そこで私は当時東京ドームを本拠地においていた「日本ハムファイターズ」の試合を観に行っていました。

事前にチケットを用意しなくても当日券は簡単に買えたんですね。

人気がなかったのか?デイゲームにもなると、あの東京ドームに4千人くらいしか入っていない日もありました。

ほぼ全席自由席状態ですので色々な場所から大好きな野球を見ることが出来たのもよかったです。

そして気がついたら「日本ハムファイターズ」のファンにもなっていました。

当時パ・リーグは本当に人気がなかったのですが、スター選手はたくさんいたんですよ。

あのイチローオリックス時代は何度も球場で観ましたし、すごく個性的な外国人選手もたくさんいたのできちんと観れば面白かったはずです。

しかし、今のようにTV中継がないもんですから人気はあまり出ません。

そこで、当時の「日本ハムファイターズ」が行っていたのがファンサービスです。

球場に入る際、選手がお出迎えをしてくれたり、練習中は気さくに話をしてくれるくらいファンを大切にしている球団でした。

ホームランボールをGETすると係員がすぐに飛んできて、試合後そのボールに選手がサインを直接書いてくれるなんてこともあったくらいです。

選手とファンとの距離が非常に近い球団だったと今でも思います。

その「日本ハムファイターズ」は2004年に北海道へ本拠地を移しました。

非常に残念な気持ちになりましたが、その後の球団人気、北海道での盛り上がりを考えるといい選択だったとも思います。

 

子供が生まれてしまうとなかなか球場に足を運べなくなりました。

1998年~2004年くらいまでは自分の取っては野球空白期間です。

しかし、転機が訪れます。

長男が4歳の時に新聞屋さんから横浜スタジアムのチケットをいただきました。

結婚し横浜に移り住んでから初めての野球観戦です。

この日、生まれて初めて「横浜スタジアム」へ行きました。

広島戦のナイターで、ライトスタンドの中断くらいで観戦したのが最初です。

先発は現監督の三浦大輔

野球空白期間があったこともあり、現役選手の多くが初めて見るような選手ばかりでした。

しかも、当時の「横浜ベイスターズ」ならびに「広島カープ」は本当に人気がない球団です。

球場も閑散としていましたし、5千人も入っていなかった気がします。

それでもライトスタンドにはコアなファンが大勢いました。

4歳の長男には少し難しいかな?と思いましたが、試合が始まると長男の様子が一変します。

普段からとてもおとなしい子で大声を上げたり興奮するタイプではないのですが、ライトスタンドの応援に刺激されたのか?応援バットを力強く叩き、大きな声で声援を送り始めました。

野球を見るというよりも応援を楽しんでいるといった感じです。

試合後すぐに「また行きたい!」と言われたので翌週も連れていきました。

すっかり野球応援にハマった長男を連れて観戦に行く日々が始まったんです。

多い時には年に20回は連れて行ったと思います。

長男は応援団の方や常連の方にも覚えられてそれはそれは可愛がられていました。

そんな生活が始まると今度は私が「横浜ベイスターズ」のファンになってしまいました。

息子が行きたがっていることを口実にすっかり私がハマってしまいましたね。

野球好きは末っ子にも伝染しました。

末っ子は応援よりもプレーに関心があったので、余計に親子で夢中になるものです。

最多記録は年間観戦試合数28です。

横浜スタジアム通いは10年以上続きましたかね?

 

その後ベイスターズは親会社が変わり「横浜DeNAベイスターズ」として新たなスタートを切りました。

そこからの企業努力は本当に凄かったですね。

あんなに人気がなかった球団がたった数年で人気球団になりました。

チケットも全く取れなくなり連日超満員です。

この頃から私は大人同士で観戦に行くようになりました。

ベイスターズ好きの友人も多くできましたし、取引先の方と観に行く機会も増えました。

毎回チケットがなかなか取れないことを理由に社長職になってからはシーズンシートも購入しました。

今では行きたいときにいつでも行ける身分にまでなったわけです。

 

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で去年から球場へは足をあまり運べていません。

観客入場者数の制限もあり、シーズンシートも昨年と今年は無効になっています。

残念ながらリニューアルした「横浜スタジアム」に超満員のお客さんが入っている姿もまだ観ていません。

来年こそは超満員のハマスタで観戦したいものです。

 

チケットが取れたので来週久しぶりに観戦に行きます。

じっくり野球を楽しみたいと思います。