2回目のワクチン後、副反応がとにかくひどくて何年かぶりに会社を休みました。
寒気と痙攣、全身のしびれと共に体が全く動かないという生まれて初めての経験をしました。
首から下が言うことを全く効かないんです。
体の不自由な人ってこんな感じなんですかね?
あとでカミさんに聞いたら、心配で何度も様子を見に来たそうですが問いかけに全く反応しなかった時間帯もあったんだとか・・・
おそらく意識が飛んでいたのでしょう。
そんなひどい状態だったら救急車呼べよ!とツッコミましたが「あんたなら平気でしょう!丈夫なんだから!」と軽く言われました。
今ではすっかり回復しましたのでとりあえず一安心です。
昨日は症状があまりにも酷かったので会社を休みました。
私が会社を体調不良で休んだのはおそらく5~6年ぶりだと思います。
社長になってからは初めてではないかと・・・
冠婚葬祭や家族の所用で休むことはもちろんありますが、体調不良で休むことなんて私には全く考えられない事なんです。
従業員6名の小さな零細企業です。
私は社長という肩書ではありますが、常に現場の最前線で働いております。
多くのお客様の対応、従業員への細かな支持、クレーム処理、伝票の処理、提出物の管理、勤怠の管理、お店で使うPOP類の作成、経理処理などなど・・・
私にしかできない仕事が山ほどあります。
何度かスタッフにやらせようと根気よく教えましたが、残念ながらどのスタッフもそれらをできるだけの知識も能力もありませんでした。
誰でもできるようにシステム化、マニュアル化したくてもなかなか簡単にできる業種でもありません。
膨大な経験と知識、技術と工夫、そして何よりも情報処理能力が必要とされる面倒な仕事です。
だから自分がいない場合、店頭はどうしても円滑に回らなかったりもします。
もちろん私の指導力不足というのが一番の問題なんですが・・・
そのような事情があるので会社を休むことは基本ありません。
多少具合が悪くても、熱があっても仕事に穴をあけるようなことは私はしません。
私の中の基準で発熱時でも38度台までは仕事ができる!と思っていますし、実際に高熱でも仕事をバリバリこなした経験もあります。
ただ、新型コロナの影響からそんなことも今は言っていられません。
少しでも熱があったら出勤すらままならないご時世です。
だからこそ、日々の体調管理にはここ数年で一番気を付けていたんです。
また、仕事をスムーズに行うため私は準備を欠かしません。
翌日の仕事のスケジュールはほぼすべて把握していますし、何をどうするかのイメージトレーニングも欠かしません。
だから昨日は本当に対応に困りました。
朝目覚めると体が全く言うことをききません。
動きたくても動けない状態です。
でも頭は冴えているのでやるべきことは明確になっています。
しかし、現場に立てない以上それを体現するのは非常に難しいです。
案の定、多くのお客様にご迷惑をかけてしまいました。
私でないとできない仕事、対応できないお客様が昨日は数名いたからです。
どのお客様も馴染みの方で皆理解があったため、後日出直してくれるとのことでしたが申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
常にいいコンディションで仕事に臨むことだけは今まで欠かさずにしていたのに・・・
ワクチンの副反応という完全な不可抗力でこんなことになるなんて・・・
悔しさしかありませんね?
例えば前の日に飲み過ぎた!とか
遊びに行って大けがをした!とか
薄着で寝て風をひいた!とか
自分で交通事故にあった!とか
そのような原因ならば完全に自分の不注意です。
しかし、良かれと思って打ったワクチンは完全な不可抗力でした。
ワクチンの副反応についてメディアだけでなく身内や様々な方から話は聞いていましたので、ある程度事前に予測しそれに対して備えをしていなかった自分にも非はありますが、今は何とも言えない気持ちです。
本日午後から出社し滞りなく業務をこなしました。
まだ若干の痺れはありますが、仕事に支障があるほどではありません。
明日からはまた元気よくバリバリ仕事が出来そうです。
しかし最近、ワクチンの3回目接種なんて話も出ていますね。
もし3回目を打つ場合は接種後2日間は休むつもりで準備したいとおもいます。
本日これからワクチン2回目を接種する従業員に対して翌日は休んでもいいと伝えました。
何事も準備と想定が必要です。
その昔「想定内」なんて言葉が流行語になりましたが、ここ1ヶ月は「想定外」のことが続いているような気もします。
ネガティブになりすぎるのも良くありませんが、様々な想定をしながら日々起こることに対処することがやはり大切ですね?
今日も家に帰ったら頭をフル回転させて色々考えようと思いました。