オリンピック

7月23日です。

東京オリンピック2020がいよいよ始まりますね。

新型コロナウィルスの感染拡大の影響で1年延期が決まったのは昨年の3月24日でした。

あれから1年以上も経つのに未だに収まる気配のない新型コロナウィルスの脅威!

世界中が混沌としている中で今日から始まるオリンピックには様々な批判や意見が飛びかっていますし、無観客も決定しました。

かつてない異様な雰囲気の中で始まるわけです。

私は個人的にはオリンピックが行われることには賛成です。

ただ、今じゃないのでは?との思いだけはあります。

もう少し後でも、何ならもう少し涼しくなってからでも、どうせなら1964年の東京オリンピックのように10月にやればいいのに!と強く感じています。

(ちなみに10月10日は東京オリンピックの開会式が行われたことを記念して「体育の日」だったのにいつしか勝手に変更されているし!!ありがたみがなくなってしまいましたね。)

色々な利権が複雑に絡み合っていたり、今後のスケジュールの関係でこの日になったわけですが、もう少し柔軟な対応ができないもんか?と声をあげたくなりますね?

暑いし・・・

 

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とは言え、オリンピックは4年に一度楽しみにしているイベントです。

私がそこまでオリンピックに関心を寄せているのは間違いなく父の影響だと思います。

1950年生まれの父にとって1964年に開催された東京オリンピックは生涯で一番記憶に残るイベントだったようです。

その時この世に存在をしていなかった私には、当時の盛り上がりは想像の域を出ませんが、色々な話を聞けば聞くほど日本中が盛り上がったイベントだったんだな~と感じます。

父の部屋には当時のオリンピック関連グッズがたくさんありました。

中にはかなりレアなものもありました。

東京オリンピックの開会式の実況を録音したソノシートです。

父の話によると非売品だそうで、カルピスの王冠を集めて送ると抽選でもらえるものだったそうです。

他のレコードは好きなだけ聞かせてくれたのに、このソノシートだけは貴重だから勝手に再生するな!ときつく言われていたくらいです。

ちなみに今しがたメルカリで見たら数百円で取引されていました。(笑)

そんな我が家での4年に一度のオリンピックは大きなイベントです。

連日家族みんなでテレビの前で見ていましたし、オリンピックのたびに発売される記念の雑誌や写真集、記念品も父は必ず買っていましたね。

父のことだから今でも大切に保管していると思います。

ですのでオリンピック大好きな父のもとで育った私にとって、いつしかオリンピックは特別なイベントになっていました。

 

私が生まれてから開催されたオリンピックは今回で11回

モスクワオリンピックの記憶はありませんが1984年のロサンゼルスオリンピックからは記憶があります。

小学生になるととにかく足の速いヤツが人気者になります。

今はどうかわかりませんが、足が速ければ注目されるのが小学生です。

当然世界で一番足の速い選手は小学生の憧れの的でした。

私の世代ですと「カール・ルイス」「「ベン・ジョンソン」「フローレンス・ジョイナー」などでしょう。

写真がプリントされた下敷きを使っていたような記憶もよみがえります。

TVや雑誌はもちろん、学校でもオリンピック期間中はスター選手の話題ばかりでしたね。

逆に日本人選手の活躍はあまり記憶になかったりもしますが・・・

ちなみに足がそれほど速くなかった私が、一度だけリレーの選手に偶然選ばれたのはソウルオリンピックの直後でした。

練習はもちろん、本番でもベン・ジョンソンの走り方を真似していましたね。

そうすれば速く走れると単純に思っていた純粋な少年だったんですよ!

とにかく今と違ってオリンピックというイベントに、子供も大人も夢中だったということでしょう。

 

2000年のシドニーオリンピックには特別な思い出があります。

めでたく長男が誕生した年だからです。

両親は私を含め弟、妹の誕生した日の朝刊をアルバムと一緒に大切に保管していました。

その新聞を見るたびに「こんな時代に生まれたのか~」と感慨にふけったものです。

だから私も子供が生まれた日の朝刊は大切に保管しています。

長男が生まれた日の朝刊は「田村亮子・野村忠弘のダブル金メダル!」という大変おめでたい一面でした。

さらに出産後は毎日家にいる時間が多かったため、子育てに追われながらも連日TVで観戦して夫婦で盛り上がっていましたね。

時差がなかったのも観戦しやすかった理由だったと思います。

 

2002年には長女が誕生しました。

ソルトレーク冬季五輪の年でした。

長女が生まれたのはオリンピック開幕の1か月前でしたが、子育てしながらの観戦は強く印象に残っています。

 

ちなみに2006年には次男が誕生しました。

年明けすぐに開催されたトリノオリンピックのことなんてみんな忘れたであろう年末に生まれたため、あまりオリンピックがらみの印象はありません。(末っ子の悲しい定めでしょうか?すまん!)

 

こんな感じで自分の人生の大きなイベントには必ずオリンピックが思い出として付随しています。

 

そして始まる2021年仕切り直しの東京オリンピック

果たしてどんな大会になるのか?

盛り上がるのか?

はたまた偉い人たちが叩かれまくって炎上するのか?

なんやかんや言ってもイベント好きの日本人は夢中になるのか?

全く想像できませんが、無事に開催され無事に終わることを願うばかりです。

もちろんTVでは観戦しますよ!

 

そして身の周りで何か特別なイベントが起こればさらに素敵なのですが・・・

2021年・・・今のところ自分には何もなさそうです。